太閤園は、明治43年(1910)頃、当時関西財界の雄であった藤田傅三郎が淀川畔に築造した網島御殿にまで、その歴史をさかのぼることができます。
本邸、西邸、東邸と豪壮を誇った邸宅のほとんどは昭和20年(1945)の戦災によって失われましたが唯一残された東邸が「料亭 淀川邸」として、現在も大正ロマンの薫りを受け継いでいます。
8,000坪の広大な敷地に築かれた築山式回遊庭園には、小豆島や生駒山などから集めた自然の奇石珍石を庭石として使用。また古き由緒ある灯篭、石仏、塔などを日本各地より集め、築山造園しています。
太閤園としてオープンしたのは昭和34年(1959)格調高い庭園と建物が来園者の賞賛の的となり、高級宴会場、国際的社交場としてその名を馳せました。四季折々に美しい表情をたたえる庭園と由緒ある佇まい、歴史に培われたおもてなしの心は、平成20年(2008)サミット財務大臣会合の晩餐会会場にも選ばれ、各国から高い評価を得ました。
今もなお、訪れる人々に深いやすらぎをもたらす都会の迎賓館として、日々、内外より多くのお客様をお迎えしています。
ガーデンチャペル ヴァンベール
庭園に佇む白亜のガーデンチャペル。
セレニティテラス Zuishow
神前式と人前式が叶う新しいスタイルの挙式会場。中央のステージには頭上から自然 光が降り注ぎます。
迎賓館
レストランとバンケットルームを備えた、4階建てのレンガ造りの迎賓館。
料亭 淀川亭
全室個室、庭園を望む贅沢な空間の料亭は、築邸100年を迎えた歴史ある建物です。
ゲストハウス桜苑
木の温もりを感じる大空間チャペルとナチュラルモダンな2つのバンケットを有する独立型ゲストハウス。庭園には大阪市指定文化財の茶室が現存しています。
別館
庭園に面したテラス付きのバンケットルームと、神殿「豊生殿」を備えています。
桜苑チャペル 木堂
天然木でつくられたチャペルは、天井から自然光が降り注ぎます。(桜苑専用)